日焼け止めが付いた白い服は、「白物だから大丈夫」と塩素系漂白剤を使うのを避けましょう。花王は、日焼け止めの一部の成分が塩素系漂白剤と反応してピンク色になる事例を紹介し、日焼け止めが付着した衣類には塩素系漂白剤を使わないことを勧めています。
最初に確認するのは、衣類の洗濯表示、日焼け止めの注意書き、使う洗剤・漂白剤の表示です。
白い服でも、付着しているものによって注意が必要
花王の事例は、もともと塩素漂白ができる白い衣類で、襟や袖口が部分的にピンク色になったというものです。首や腕に付けた日焼け止めの成分との反応が考えられると説明されています。
つまり、「服そのものに塩素系が使えるか」と「付いている日焼け止めに塩素系を使ってよいか」は別の確認です。白い服だからと、汚れの種類を見ずに漂白剤を足さないようにしましょう。
出典:花王「白い衣類をハイターで漂白したら、襟や袖口がピンク色に変色した場合」
洗濯前に見る3つの表示
衣類の洗濯表示
家庭で水洗いできるか、使える洗濯方法は何かを確認します。水洗いできる衣類を前提にした対処を、洗えない素材へそのまま使うのは避けましょう。
日焼け止めの使用上の注意
衣類への付着や洗濯について書かれている場合があります。すべての日焼け止めで同じ変色が起こるわけではないため、手元の製品の説明も読みます。
洗剤・漂白剤の種類と使用方法
「漂白剤」という名前だけで選ばず、塩素系か酸素系か、対象素材や注意事項を確認します。塩素系を避ければ、どの洗剤や漂白剤でも何にでも使えるという意味ではありません。
脱いだら放置せず、洗える条件を確認する
花王は、日焼け止めが付いた衣類は脱いだ後に早めに洗剤で洗い、付いた部分を部分洗いする方法を案内しています。また、日焼け止めや制汗剤に含まれる細かいパウダーが繊維へ入り込むと、通常の洗濯だけでは落ちないことがあるとしています。
実際の洗い方は、衣類と製品の表示をそろえて確認してください。この記事では、素材も製品も分からないまま一律の濃度や放置時間を指定しません。
すでにピンク色になってしまったら
さらに漂白剤を追加する前に、使った製品と衣類の条件を整理しましょう。花王の公式FAQには、日焼け止めとの反応が考えられる場合の回復方法が掲載されています。まずその対象条件を確認し、衣類メーカーや洗剤メーカーの案内に従ってください。
同じピンク色でも、原因がすべて同じとは限りません。色だけで原因を決めつけたり、違う洗剤や薬剤を自己流で混ぜたりしないことが大切です。大切な衣類で判断できない場合は、使った製品を伝えてクリーニング店などへ相談する方が確実です。
日焼け止めを使った日の衣類は「白いかどうか」だけで判断せず、付着した製品と洗濯表示まで一緒に確認しましょう。
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